雪山でスノーボード!

1990年代に若者を中心に爆発的なブームを巻き起こしたスノーボード。若者向けのスポーツとして人気を博したため見逃されがちですが、このスポーツは雪山という大自然を満喫するために最も適したアウトドアスポーツの1つなのです。ブームが落ち着き、冬場のメジャーな趣味の一つと一般的に認知された今だからこそ、その魅力を再確認するべきだと思います。

スノーボード4つのスタイル

スノーボードは上達していくと、スノーボードの何に魅力を感じるかでそれぞれのスタイルが変わっていきます。「フリーライディング」は、スノーボードでゲレンデを疾走することが楽しい、という人が志向するスタイルです。初心者が使用するドリフトターンから、ボードのエッジの湾曲を利用するカービングターンを覚え、雪面への対応を楽しみながらゲレンデを滑降するのがこのスタイルになります。

次に「パークスタイル」。これは今ではほとんどのゲレンデに用意されている「パーク」でトリックを楽しむスタイルです。パークには鉄でできたレールや人工的に作られたキッカーなどがあり、それを利用しトリックをおこなうのです。特に大型のキッカーは行列ができ、素晴らしいエアーがおこなわれると皆が拍手をしたりとパークの華となっています。エクストリーム系のスポーツを好む方が志向するスタイルといってもいいでしょう。

3つ目が「グラウンドトリック」。通称「グラトリ」と呼ばれるこのスタイルは、キッカーではなく、通常の斜面でスピンやスライドやジャンプなどをおこない楽しむスタイルです。パークにある大型のキッカーやパイプに入るのはまだ怖いという方も、グラトリである程度技術やジャンプへの恐怖感に慣れるのもいいかもしれません。またフリーライディングを楽しみながら、途中でグラトリをおこなうボーダーも多いです。

自然を最大に楽しむ「バックカントリー」

最後にスノーボードで大自然を満喫するために最も適したスタイルを紹介します。そう「バックカントリー」です。バックカントリーは、ゲレンデのように管理されてはいない自然の雪山を滑るスタイルです。もちろん雪は新雪、パウダースノーなので、通常よりもテール荷重にしノーズが沈まないようにコントロールする必要があります。またコースがどうなっているかもわからない状態なので、予測力、アクシデントへの対応力も重要になってきます。そしてバックカントリーは、ゲレンデ外に出ていくために事前に申請が必要ですし、雪崩の危険性も格段に上がります。十分な準備や複数人で行動する必要があることも肝に銘じておこなってください。